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ご法話

「お念(ねん)珠(じゅ)について」

仏(ほとけ)さまにお参(まい)りするときは、お念(ねん)珠(じゅ)をかけます。

お念(ねん)珠(じゅ)はどうしてかけるのでしょう。浄土(じょうど)真宗(しんしゅう)の蓮如(れんにょ)上人(しょうにん)は、「お念(ねん)珠(じゅ)を持(も)たずに、仏(ほとけ)を礼拝(らいはい)することは、仏(ほとけ)を手(て)づかみにするようなものだ」とおっしゃって、仏(ほとけ)さまにお参(まい)りするときには、お念(ねん)珠(じゅ)を手(て)にするようにと、教(おし)えてくださいます。

お念(ねん)珠(じゅ)は、珠(じゅ)の数(かず)(珠(じゅ)数(ず))または数(かず)の珠(たま)(数珠(じゅず))と書(か)いて、いずれも「じゅず」とも言(い)います。それは、お念(ねん)珠(じゅ)の珠(たま)を、自分(じぶん)の称(とな)えたお念(ねん)仏(ぶつ)の回数(かいすう)を数(かぞ)えるために使(つか)ったからです。

しんらん様(さま)は、アミダ様(さま)のことをとても良(よ)く勉強(べんきょう)して、私(わたし)たちに詳(くわ)しく教(おし)えてくださいました。アミダ様(さま)は、若(わか)い人(ひと)も年(とし)をとった人(ひと)も、男の人(ひと)も女の人(ひと)も、お念(ねん)仏(ほとけ)をたくさん称えた人(ひと)も称えない人(ひと)も、みんな同(おな)じように仏(ほとけ)さまにするとおっしゃいます。

ところが、アミダ様(さま)のお心(こころ)をよく知らない人(ひと)は、たくさん称(とな)えた方(かた)が仏(ほとけ)さまに近付(ちかづ)けて、少(すこ)ししか称(とな)えない人(ひと)は、仏(ほとけ)さまにしてもらえないだろうと思(おも)っていました。そしてお念(ねん)仏(ぶつ)を称(とな)えた数(かず)を、お念(ねん)珠(じゅ)を使(つか)って一生懸命(いっしょうけんめい)数(かぞ)えていたのです。

私(わたし)たちは、しんらん様(さま)のおかげで、アミダ様(さま)のお心(こころ)を知(し)ることが出来(でき)ました。

私(わたし)たちが、お念(ねん)珠(じゅ)をかけ「なもあみだぶつ」とお念(ねん)仏(ほとけ)することは、どんな人(ひと)もわけへだてなく、みんな同(おな)じように仏(ほとけ)さまにするというアミダ様(さま)が私(わたし)に届(とど)いたお姿(すがた)なのです。そしてそれはそのまま、私(わたし)がアミダ様(さま)にお礼(れい)をすることなのです。お念(ねん)珠(じゅ)は、アミダ様(さま)に丁寧(ていねい)にお礼(れい)をするための大切(たいせつ)な仏(ぶつ)具(ぐ)です。

お念(ねん)珠(じゅ)は、畳(たたみ)の上(うえ)や床(ゆか)の上(うえ)などに直接(ちょくせつ)置(お)いたり、クルクル回(まわ)して遊(あそ)ぶことのないよう、大切(たいせつ)に使(つか)いたいものです。

季刊プトラ第24号(平成24年3月号)
4月の日曜学校・子ども会より

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