私たちの取組み
ご法話
子どもへのメッセージ「いのち」をおもう
藤田 徹文
2018/12/20
暑い夏の日も、寒い冬の日も、夕方の4時半になると、休むことなく10名~20名の男女小学生が本堂に参り大きな声で
天人ともに仰ぎみる
阿弥陀ほとけのとうとしや (らいはいのうた『十二礼』)
と「おつとめ」に来てくれた姿が昨日のようです。
もう50年もたち私も77歳になりましたが、一番若い今日の今という時を、山の草木の声を聞きながら大切に生きています。
皆さんも一番若い今、今日を大切に生きてください。日も時間もあともどりはしないのです。
お釈迦さまは
この世のすべてのものは、常に変わってあともどりしません。
今日という日を、今という時を大切に生きようね。
と教えてくださいました。 また、お釈迦さまは、
あなたの「いのち」は、君だけのものではなく、お父さん、お母さんはじめみんなのものですよ。だから、みんなの人によろこんでもらえるように大切にしてくださいね。
と教えてくださいました。