私たちの取組み

ご法話

子どもへのメッセージ「いのちをいただく」
朝倉 一恵

2022/02/28

生まれたばかりの赤ちゃんに、会ったことはありますか?
私たちはみんな、生まれた時はその小さな赤ちゃんでした。
小さい小さい赤ちゃんは、おっぱいを飲んで、たくさん遊んで、ごはんを食べて大きくなっていきます。
みなさんはなんのごはんが好きですか? ハンバーグ・お寿司・カレーライス。おいしいごはんがたくさんありますね。

私たちがいただくごはんの、お米やお野菜、お肉やお魚にはすべて 生きているいのちがあります。
私たちは、そのいのちをいただいて大きくなることができました。
人が生きるということは、たくさんのいのちをいただくことです。
私たちのいのちは、たくさんのいのちに支えられているのです。
おじいちゃんやおばあちゃんがみなさんに会った時「大きくなったね」とうれしそうに言ってくれることがあると思います。
そんな時「大きくなることはあたりまえのことだよ」と思わず、たくさんのいのちのおかげで大きくならせていただいた私だった、ということを忘れないでください。
食事の前と後には手を合わせ、多くのいのちに感謝いたしましょう。

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